法学科のゼミ

「商法演習」

STUDENTS VOICE

ディベートを通じて
成長や達成感を感じられるゼミ

齋藤清里奈

法学部 法学科3年 千葉県・県立柏の葉高等学校 出身

1・2年次に受講していた法律科目のなかで特に会社法に興味をひかれていたこと、そしてディベート形式の議論で分析力や思考力を養いたいと考えたことから、小出篤先生のゼミ「商法演習」を選びました。
このゼミでは班対抗で時事的問題についてディベートを行いますが、対戦班ではないゼミ生が客観的に細かい評価をしてくれたり、ディベートが上手くいかないときや知識不足のときには小出先生が手を差し伸べてくれたりと、成長の機会に恵まれています。
また、年に1度他大学との合同ディベート合宿があり、ゼミ生同士一丸となって準備をしてディベートに勝利できたときの達成感は、このゼミだからこそ経験できるものだと感じています。

ABOUT SEMINAR

「商法」を学ぶことは
世の中と、ビジネスの考え方を学ぶこと

ビジネスに深く関わる「商法」

「商法」とは、ビジネス活動に関わる様々な当事者の間の利害関係を調整するためのルールで、「会社法」「商取引法」「金融法」など様々な分野があります。例えば、商法の授業で必ず学ぶ「会社法」は、ビジネスにおいてよく用いられる組織形態である「会社」という仕組みについて規整し、ビジネスをしやすくするための法律です。また、近年、技術革新や経済・市場のグローバル化などによって、ビジネスを取り巻く環境は大きく変化しています。「ビットコイン」「フィンテック」「電子決済」など、こうした動きは「金融法」のルールと深く関わってきます。

つまり、商法を学ぶということは“現在の世の中を学ぶこと”とも言えますし、その背後にある“ビジネスの考え方を学ぶ”ということにもつながってくるのです。

社会で真に求められる素養を磨く

商法演習では、講義科目では扱えないような発展的な商法の知識を身につけるとともに、論理的考察力やプレゼンテーション能力などの実践的スキルの養成を目指しています。

このゼミは班対抗でのディベートを中心に進めています。学生たちは1組6名ほどの班に分かれ、各回のテーマについてまず班で話し合った後、ディベートを実施。扱われるテーマはビジネスと法に関連した時事問題、会社法や金融規制・金融取引に関する法律問題など様々で、学生はディベートを繰り返すことで商法への理解を深め、同時に相手を論理的に説得する力を磨いています。

よく「大学での勉強なんて社会では役に立たない」といったことを耳にしますが、私の過去の銀行勤務の経験などから、そんなことは決してないと考えています。社会において真に求められる「問題を分析し、必要な情報を収集し、論理的に解決に導き、それを他者に伝える能力」は、大学での学びを通じてこそ培われるものです。そして本学科は、その能力の訓練を積むには最適の場所だといえるでしょう。

小出篤 教授

東京大学法学部卒業。東京三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)勤務、東京大学大学院法学政治学研究科助手、学習院大学法学部助教授・准教授を経て2010年より現職。専門:会社法・金融法・信託法。