英語コミュニケーション学科|言語を超えて物語の背景を見つめ自分らしい言葉を紡ぐ
2026.06.17
Simon Clay 教授、英語コミュニケーション学科4年
教員に聞く研究知
Simon Clay 教授
[専門]翻訳・通訳研究
翻訳は、単に言葉を置き換える作業ではなく、その背後にある文化や登場人物の感情まで深く読み解くことが求められます。本ゼミでは文芸翻訳をテーマに、小説やドラマの台本、戯曲などを題材に取り上げ、実際に訳し、訳文を比較することで翻訳理論を学びます。語彙や文法だけでなく、言語が持つ美しさや力強さを実感できるのも翻訳の魅力です。指導にあたり大切にしているのは、一人ひとりの翻訳者としての意思決定を尊重すること。そのうえで、文化や他者への関心を持ち、自分の翻訳作品が褒められても批判されても努力を続けられる人、そして自律的に学びを深められる人材を育てたいと考えています。
学生に聞く統合知
R.Yさん
埼玉県・武南高等学校 出身
※取材当時、学習院女子大学
翻訳は"正解のない作業"。だからこそ、自分らしい表現を探究する中で、言語理解と異文化理解を深められる点に大きな魅力を感じています。現在取り組んでいるのは、児童文学の翻訳。日本語に存在しない表現を原文のニュアンスを保ちながら自然に訳す方法を模索しています。文学翻訳では、臨場感を出すためにオノマトペを使ったり、直訳にとどまらず意訳を選んだりと、感情や雰囲気をどう伝えるか工夫が欠かせません。更によい言葉はないかと試行錯誤を重ねながら、枠にとらわれず自分らしい言葉で表現する力を養っています。更に翻訳を通して日本語そのものの魅力を再発見。将来は、私らしい表現で英語と日本語の面白さを伝えたいと考えています。
専門分野を究める
クレイゼミ
さまざまな文芸作品を翻訳し、翻訳理論を学びます。更に訳文を比較・検討することで、言語の背後にある文化や人々の感情を読み解きます。

※所属・肩書等は取材当時のものです。