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政治学科| 自分だけの一次資料でオリジナリティある調査研究に

2024.06.10

法学部 ゼミ紹介

周東 美材 教授、政治学科4年

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教員に聞く研究知

周東 美材 教授

[専門]社会学

私はメディア文化、とりわけ日本のポピュラー音楽(アイドル、宝塚、童謡など)の視点から、日本や東アジアの社会の成り立ち・変容について研究しています。ゼミでは、現代のメディア文化に関する幅広い研究テーマを扱うことができますが、学生たちにはいつも「自分にとって最も切実な問題と向き合うように」と指導しています。なぜなら、個人が胸の内に抱いている問題意識や好奇心であっても、それは実は他者が共感できるものであり、社会的な問題とつながっているからです。学生たちにはぜひとも「他人事ではない問題」にとことん向き合って、他者と共有する力を身につけてほしいと考えています。

学生に聞く統合知

I.Cさん

千葉県・県立検見川高等学校 出身

本ゼミの一番の特徴は、研究を通じて「図書館にはない新しい生のデータを手に入れる」ことです。その業界ならではの方を取材し、その人からしか聞けないお話をもとに、自分だけの一次資料を作り出し、独自の発想でオリジナリティあふれる研究に。また学科で学ぶ政治社会に加え、ゼミでの研究を通じて、身近なメディアやそこに生きる人々などについても同時に学ぶことで、さまざまな立場から考察し、物事を多面的に捉えられるようになりました。卒業後は、行政を支える人間として、道路や橋などのインフラ整備にかかわる企業に就職する予定です。現場の「生の声」を咀嚼し、自分の言葉で発信していきたいと思います。

専門分野を究める

社会学演習

「ハイブランドの広告とK-POPアイドル」や「地域活性化における芸術の役割」など、ジェンダーとアジアを切り口として、現代のメディア文化をめぐる問題について研究します。

※所属・肩書等は取材当時のものです。