日産自動車株式会社
Japan-ASEAN デジタルトランスフォーメーション部

鈴木孝明SUZUKI, Takaaki

2004年 理学部化学科 卒業

多種多様な交流を通じて
発見できた自分の可能性

現在のお仕事内容を教えてください

 日産自動車株式会社に勤めています。近年の自動車業界は、自動運転や電気自動車などの技術革新が進むと同時に、オンラインでの商談や購入のニーズも増えています。会社は販売店のスタッフとお客さまのオンラインによるコミュニケーションを促進しており、私は主に、お客さまがオンライン上で自動車をより購入しやすくなるための仕組みづくりに携わっています。また、日産の700万人の会員の方向けに、日産や商品の魅力をメールやSNSを通してお届けしたり、公式サイト上のチャットやメールで手軽にご質問いただけるシステムを導入したりしています。

現在の道に進んだきっかけはどんなことでしょうか?

 学⽣時代、全学部が集まるワンキャンパスで様々な⼈と交流するなかで気づいたのが、自分は新しいことを企画して実行することにやりがいを覚えるということでした。さらに理系ということで多くの実験を通して得た課題解決型の思考プロセスから、新しい商品やサービスの開発に関わることが向いているのではないかと考えるようになり、デジタル領域のマーケティングや商品開発に携わることができる業界を目指しました。結果、通信業界を経て、私が思い描いた未来があると信じ、技術の進歩目覚ましい自動車業界に身を置いています。

仕事の中でぶつかった「壁」は、どのように乗り越えましたか?

 オンラインを通して、日産に興味があるお客さまへご来店を誘導する新しい仕組みを導入するなかで、実際にシステムを活用する販売店との連携が必要になります。販売店スタッフの皆さまに新しいシステムや仕組みを理解して実施していただくため、日々、試行錯誤を繰り返して提案しながら、人に動いてもらうことの難しさを痛感しました。それでも多くの方からアドバイスやご意見をいただくことで少しずつ成果を上げていくことができ、最終的に社内で表彰されるにいたりました。今後も多くの人を巻き込み、協力をいただきながら、デジタルの⼒で⾰新を起こしたいと考えています。

学習院大学での経験は、どのように仕事に活かされていますか?

 新しいサービスの開発に携わり、仕事の幅や専門領域が広がるなかで重要になるのが、複数のことを平行して進めるマルチタスクの能力です。仕事はもちろん、家庭をもつと、さらにその必要が高まります。その素養を、授業や実験はもちろん、サークルやアルバイト、試験勉強などに取り組んだ大学時代に高められたことは大きな財産です。その場その場で優先順位を柔軟に切り替えながら、なすべきことを一つひとつクリアしています。

 学習院大学には、就職支援として⾯接対策セミナーというものがありますが、これに参加しないのは「リハーサルなしで本番の舞台に臨むようなもの」だと考えています。就職は⼈⽣の分岐点です。⾯接対策セミナーによって社会人の卒業生から的確な情報を得て、万全を期して臨めば、より満⾜のいく就職に結びつくのではないでしょうか。