法学科|憲法を通じてあらゆる角度から社会を見つめる
2026.06.17
村山 健太郎 教授、法学科4年
教員に聞く研究知
村山 健太郎 教授
[専門]憲法学
憲法の学びの魅力は、社会のルールを根本から考えられる点にあります。表現の自由や職業の自由など、憲法には私たちの生活に直結する問題が多く含まれています。さらに、解釈次第で事案の解決のあり方も変わるため、そこに正解がひとつではない奥深さと、解釈によって動き続けるダイナミズムがあります。本ゼミでは、こうした憲法をはじめとする法律の特徴を踏まえ、一方的に教えるのではなく、一人ひとりが主体的に考え、さらに議論を通じて一緒に考え、学びを深める姿勢を大切にしています。これらの経験から社会を理解し、論理的に考える力が培われると共に、自分の考えを言葉にする力が鍛えられるでしょう。自由で和やかな雰囲気の中で、憲法の本質に迫ってみませんか。
学生に聞く統合知
H.Sさん
和歌山県・初芝橋本高等学校 出身
法分野の中でも特に憲法は、条文が少なく抽象的に表現されているのが特徴です。だからこそ、判例を深く読み解くことが重要になります。本ゼミでは、裁判官が何を意図しているのかを、調査官解説や関連判例、学者の評釈等を用いて徹底的に分析。この作業は難解で一筋縄ではいきませんが、各判例の結びつきや通底する思想が見えてくると、裁判官の思考を追体験しているような面白さを感じます。また、ゼミで毎年応募している「東京都事業提案制度」では、入賞実績に加え、提案が実際に事業化されたことも。普段の学びと社会の結びつきを強く感じられる経験です。ここで培った社会を法的に捉え、自身の言葉で論理的に伝える力を活かし、将来は公共政策法務に携わる弁護士になることを目標としています。
専門分野を究める
憲法ゼミ
憲法を軸に、法学と社会の関係について考察。都政の課題に対する提案を行うなど、実際に社会と関わる体験を重視しています。

※所属・肩書等は取材当時のものです。