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日本語日本文学科|文学を通じて"遠い昔"に触れ、今と変わらぬ想いをくみ取る

2026.06.17

文学部 ゼミ紹介

中嶋 真也 教授、日本語日本文学科4年

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教員に聞く研究知

中嶋 真也 教授

[専門]上代文学

『万葉集』や『古事記』と聞くと「現代とはかけ離れた世界」と感じるかもしれません。しかし、丹念に読み解くと現代と共通するテーマや感情が見えてきます。『万葉集』に収められる多くの歌は恋の歌で、婚姻の形は異なっても、大切な人を思う気持ちは現在と変わりません。言葉の深層を探ることで、現代にも通じる普遍的な想いにたどり着く。そこに古典文学の面白さがあります。研究では、紙の辞書に加えてデータベースも活用し、ネット情報に惑わされない調査姿勢を身につけます。さらに、自ら調べたことを自分の言葉で文章化し、相手を尊重しつつ考えを正確に伝える力を養成。こうして培われる力は、日本古代文学の研究にとどまらず、現代社会のさまざまな場面にも応用できます。

学生に聞く統合知

M.Yさん

東京都・東京成徳大学高等学校中高一貫部 出身

現在は『万葉集』に登場する「うつせみ」という言葉を研究しています。柿本人麻呂と大伴家持の作品を中心に、その意味や用法を明らかにすることが目標です。文章をただ読むだけでなく、一言一句の意味や使い方までできるだけ正確に理解しなければならないため、苦戦することも。しかし、その過程で遠い昔の人々の生活や空気感を味わえることが、この研究の醍醐味です。また多くの注釈書や文献を参考にする中で、意見を比較し、より正確な理解に導くために必要な多角的に物事を捉える力も身につきました。こうした力を将来就く営業職にも活かし、自分も他者も笑顔になれる未来を描きたいと思います。

専門分野を究める

日本文学演習

『万葉集』『古事記』など奈良時代以前の作品を題材に、読解の過程で生じた疑問や興味を探究します。他の作品との表現を比較し、その共通点や相違点を丁寧に読み解いていくことも大切にしています。

※所属・肩書等は取材当時のものです。